12月16日(木)、専攻科の学生が実技試験に臨みました。実技試験は、あん摩マッサージの技術力向上を図るために実施される試験で、理療科の先生を患者に見立て、肩背部と腰部を中心に、一人6分間の施術を9人の先生に対して行いました。
施術は、①軽擦法 ②柔捏法・圧迫法 ③叩打・曲手があり、それぞれの施術方法に評価の観点が細かく設定されています。
評価は、①部位・経路が正確で目的の筋肉を捉えているか、②部位や感受性に応じて力の調節ができているか、③力の入れ方、抜き方がなめらかで漸増漸減ができているか等、約30項目の評価基準によって得点集計されます。
学生達は、臨床実習で患者さんに満足してもらえるよう、今までの練習の成果を発揮していました。生徒からは、「短時間で施術を組み立てるのが難しかった」との反省がありました。3年生は来年の2月に国家試験を控えています。冬休み中も課外授業等があり、徐々に試験対策にも熱が入ってきました。頑張れ、3年生!