11月3日(火),学校公開を行いました。今回は例年と違い,新型コロナウイルス感染症対策のため,外部からの来校者を制限しての開催となりました。受付では健康チェックシートの提出と検温,マスクの着用を確認し,本校の保護者と併せて58名の来校がありました。換気や手指消毒,距離をとっての参観をお願いし,授業参観,教育相談,施術体験と回っていただきました。
今回のテーマは「盲学校の教育と視覚補助具の活用」ということで,本校の幼児児童生徒が普段の授業でどのような補助具を使用しているのか,活用の様子を見ていただきました。
視覚に障害があっても,タブレットやスマートフォンを使いこなす児童生徒も多いです。
拡大読書器でプリントの問題を解く高等部生
書見台を使用して教科書を読む小学部生
音声認識ソフトとブレイルセンスを駆使してパソコンを操作する専攻科生
作業班が行っている校内販売品も,様々な工夫がされている工具等を活用して製品を作っています。
なぞるだけで紙面に凹凸が浮かび上がるレーズライター
外部の来校者からは,「視力だけに頼らず,視覚以外の機能をフル回転させ,学習に励んでいる様子がよくわかりました。」との感想が聞かれました。
ご来校ありがとうございました。